経営計画作成の入門編
- 経営計画とは
- 個人事業であっても法人であっても、事業を行っていく以上は、
利益を出せるようになりたいと考える方が大半だと思います。
しかし、バブル期の頃は何をやっても上手くいったかも知れませんが、
現在は、景気が一時期に比べて改善しているとは言え、
やはり、闇雲に突き進んでいるだけでは、なかなか成功に結びつきません。
そこで大切となってくるのが、経営計画です。
言葉だけを聞くと難しく感じるかも知れませんが、要は、
現在の事業の状況を把握し、将来どのようにすれば利益が出せるのか、
そうしたことをまとめあげていくものが、経営計画です。 - 経営計画の種類
- 経営計画と一言に言っても、実は、用途に応じて様々なものがあります。
年数で区別すると、短い期間の短期経営計画や、数年スパンの中期経営計画などです。
また、経営が危ない状況になって作成する事業再生計画なども経営計画の一つです。
つまり、経営計画というものは一つではなく、状況や用途、何をしたいかに応じて、
その作成するものを選んでいくことになります。こうした経営計画の中の一つに、早期経営改善計画というものがあります。
これは、名称だけを聞くと、経営が危険水位に入ってから作成するもののように思えますが、
実はそうではなく、経営計画の入門編という位置づけになっているもので、
健全な経営をおこなっている場合にも有効な経営計画になります。
私自身もこの名称には違和感を覚えていますので、お話をする際には、
「経営計画の入門編」という形でお伝えしています。 - 経営計画の入門編(早期経営改善計画)の内容
- 経営計画の入門編の中身は大きく分けて、4つです。
1つ目は、事業の流れを図示するもの。
2つ目は、事業の過去の数値実績と数ヶ月先までの数値予測。
3つ目は、事業の今後数年間の数値計画。
4つ目は、3つ目の計画を実現するためのプランの記載。
この4つをまとめあげることが、この経営計画の入門編の内容になります。 - 経営計画の入門編の作成支援
- 入門編と言えども、やはりそこは経営計画、夢物語ではなく、
しっかりと検討を行った上で作成をすることが重要となります。
また、これまで経営計画の作成を行ったことがない方にとっては、
入門編と言えども、ハードルが高く感じられるかと思います。そこで、経済産業省の認定を受けた経営革新等支援機関が、
この経営計画の入門編の作成支援を行っているのですが、
当税理士事務所も上記の経営革新等支援機関でありますので、
お客様の経営計画の入門編の作成支援をさせていただくことが可能です。通常、こうした経営計画の作成においては数十万円の費用が発生いたしますが、
国としても、個人事業を含む中小企業者に経営計画を作成するクセを
つけて欲しいという考えがあり、この計画作成費用の一部を国の予算で
補助してくれることになっております。
当税理士事務所では、この計画作成の費用は30万円としておりますが、
お客様が実際に負担されるのは1/3の10万円のみで、20万円に関しましては、
国からの補助で補填されることになります。さらに、今なら経営計画の入門編の作成をお申込みいただいた方限定で、
無料で税制優遇を受けるための計画書の作成も行わせていただいておりますので、
少しでも興味を持たれた方は、お気軽にお問い合わせください。